オークランド島豚

オークランド島豚

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解説†

日本人がイメージする「ベージュ」な色をしたぶたさん。
ちょっと白みが強いかもしれない。

カラフルな毛がもさもさと生えていて、アラパワ豚 や オサボー島豚 と似た見た目をしている。

センターのＡランクから適当に入荷しているとたまに見かける。
好き嫌いもしない上にエサ回数も数回で良いので、★4の割にかなり育てやすい。

なお、最低エサ回数は1回だが、エサを1回食べさせたきり成豚するまで放牧場に放置すると育成失敗になる。
放牧が完了して「済」がついたことを目視で確認しないといけないので注意が必要。
（詳しくは わかりにくい要素の解説＞放牧って？ の「注意点②」を参照）

ニュージーランドの南（寒いほう）にある「オークランド島」という島に生息していた豚らしい。

環境保護団体のサイトでオークランド島豚の写真が確認できる。（下の方）
確かに薄茶色で黒ぶちのもさもさ。

元々は1807年に入植者によって放たれた豚だったが、当然のことながら生態系に悪影響を及ぼしたんだそうな。
（豚だけではなく、ネズミや猫なども原因のひとつ）

ちっこい島で生きるために色々食べたらしく、絶滅した動物もいるらしい。

「オークランドアイサ」という1900年代初頭に絶滅した鳥について、Wikipediaには
「1806年にオークランド諸島がヨーロッパ人によって発見されると、捕鯨や探検に立ち寄った人間とともにやってきたブタやネズミによって卵が食べられ、オークランドアイサは減少しはじめたと考えられる。」
という記述がある。

1999年、17頭いたオークランド島豚のすべてが捕獲され、現在では野生のオークランド島豚は存在しないんだそう。
ハントされたオークランド島豚は、ニュージーランド本島の最南端の都市インバーカーギルで飼育がされているらしい。
（英語版Wikipediaより）

ちなみに、Googleで検索してみても、日本語だと情報がようとん場関連のものくらいしか出てこない。
このページを最初に編集した当時は本当に情報が全然無かった。

ようとん場はけっこうマイナーな豚がモチーフになっているぶたが割といる。
リアル養豚場の人から情報を仕入れているのかもしれない。

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